【タイトル】

年長組はやっぱり憧れ ~人魚になって~

【本文】

先日、年長組の、人魚の劇を見せてもらった、年中組のこどもたち。 第1回の公演後も、何度も見せてもらい、 何度見ても毎回嬉しそうに見つめ、まったく飽きる様子はありません。   そして、いよいよ、今日が最終公演とのことで、 また見たいこどもたちが見に行きました。 すると、最終公演を終えて、大満足の年長組が 「アリエル、やりたい?」と聞いてくれたので、年中組は、「うん!」と答えました。 そして、魔女のアースラーや宝石や貝を貸してくれたのです。   早速、お部屋でアリエルごっこが始まります。 「魔女の足の中には、針金が入っているから、だから曲がるんだよ」と アリエル役の年長組が教えてくれました。   そしてなんと、年長組がやっていた劇をすぐにまねて、「見に来てください」と 招待をし始めるのでした。 年長組さんたちも、驚きながらすぐに見に来てくれました。   何度も見ているので、お話や流れは、すっかり覚えています。 年長組も、少し心配そうに、でもわくわくしながら見つめます。 最後の踊るところも、同じように踊っています。   年中組にとって、年長組は本当に憧れで、 同じようにできたことが嬉しく、身近な目標です。 そして年長組にとっては、自分たちの成長を実感したり、 小さい組を温かく見守り、優しく関わる、とても大切な経験をしています。   さらに、私は第3回の公演を見たのですが、アリエルが 登場するキャラクターのぬいぐるみを渡してくれました。   そして 劇場の隣にあるお家から、おいしいごちそうや、飲み物もいただきました。   食事をしながら見られるなんて、素敵な劇場ですね。   さらに!  一緒に見たのは、隣のお家のお友達です。   お隣の家のお姉さんが、お客さんがたくさんいると嬉しいかな、と連れてきてくれたのです。   年長組が始めた遊びが、年中組に伝わり、 そして、その遊びは、自分たちだけでなく、 周囲で遊ぶ友達も一緒に、楽しんでいく遊びに広がっていくのでした。 自発性の遊びは、様々な経験へと広がり、まだまだ続いていきそうです。       


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