カテゴリ:たのしい いちかめようちえん
劇団四季!? 自作の劇を披露
年長組の遊びの中で、6月初めころから、人魚ごっこを楽しんでいました。
二人で始めた遊びですが、イメージがまとまらなかったり、
他に楽しそうな遊びに心移りしたりして、
なかなか進んでいかないこともありました。
教師が間に入り、二人のイメージを引き出しながら、
遊びが楽しくなるものを一緒に作っていくこともありました。
お互いの主張がぶつかり合い、喧嘩になることもありましたが、
イメージがとても豊かな二人でしたので、そのイメージを
物語にして、劇にすることになりました。
担任が、物語の世界を表現するためにぴったりの曲を選び、
その音楽に合わせて踊るダンスも二人で考えました。
何度も練習し、リハーサルをし、いよいよお客さんを入れることになりました。
2日前から、チケットをもらっていたお客さんは、とてもわくわくして見つめ、
人魚の物語の世界にとっぷりと浸っていました。
劇が終わると、すぐに「どうでしたか?」と、感想を聞いている二人。
そしてその後は、お客さんを舞台に上げて、自分たちが作った
宝物や宝石、魚やエビなど、嬉しい表情で見せてあげていました。
小道具や大道具、すべてに魅力を感じ、
実際に触らせてもらい、大満足の様子でした。
幼稚園では、自分が考えた遊びにじっくりと時間をかけて向き合い、
心ゆくまで遊びつくします。
大変なこと、難しいことにも「やってみよう!」と取り組んでいく過程を大切にし
一緒に実現していくことで、満足感や達成感を味わえるようにしています。
その積み重ねによって、自信をもちまた新たな意欲へとつながっていくのです。
公開日:2021年07月07日 18:00:00
更新日:2021年07月08日 18:23:09